コーチングに興味を持った時…
- コーチのセッションを受ける(コーチングを受ける)
- コーチングのスクールに通う(コーチングを学ぶ)
どちらがいいの?って思いませんか?
どっちもそんなに変わらないだろうから、行きやすい方・都合がつきやすい方でいいか〜って思ったかもしれません。
実は『目的』によって、どちらがいいのかが変わってくるんです。
どちらを選ぶかの基準は「目的」
「コーチングを受ける」と「コーチングを学ぶ」、どちらを選ぶかの基本的な基準は
です。
コーチングを受けようと思ったり、学ぼうと思った時って、何かきっかけがありますよね?
例えば、仕事を始めたいけどなかなか決まらないとか、思春期の子どもとの関わり方がわからなくなったとか、転職を考えているけどそれでいいのかとか、コーチングを仕事に生かしたいとか、コーチになりたいとか…。
それを基準に当てはめると、「仕事を始めたいけど…」とか「思春期の子どもとの…」とか「転職を…」というのは、自分自身に今起きていることに対する悩みですよね。
コーチングに対する期待は、自分自身の考えや行動の方向性が見えたり、どうすればいいかが見えてきたりすることでしょう。
このように、コーチングに対する目的が、「自分自身の目標達成・課題解決」の場合は、プロコーチのコーチングを受けることを選ぶことをお勧めします。
それに対して、「コーチングを仕事に生かしたい」とか「コーチになりたい」というのは、今、「どうしよう?」と思っていることがあるというより、コーチングを自分が使いたいということですよね。
コーチングに対する期待は、自分がコーチングを習得して、コーチングを活用したいということでしょう。
このように、コーチングに対する目的が、「コーチングの習得」の場合は、コーチングを学ぶことをお勧めします。
受けるか学ぶか、はっきりわからない時もある?
- 自分自身の目標達成や課題解決は、コーチングを受ける
- コーチングを習得したい場合は、コーチングを学ぶ
と説明しましたが、パキッと分けられるのか…というと、意外にそうでもないんですね。
例えば、思春期の子どもとの関わり方がわからなくて、プロコーチのコーチングを受けたとします。
今の悩みはコーチングを受けることでどうすればいいかわかったとして…
その「どうすればいいか」の解決策として、「コーチングのスキルがあるといいかも!」っていうことがあります。
子どもとの関わり方で、コーチングのスキルが役立つこともたくさんありますしね(^^)
そうなると、今度はコーチングを学ぶことが役立ちます。
また、「コーチングを仕事に生かそう!」と思ってコーチングを学んでいる時に、「コーチングを仕事に生かすっていっても、何がしたいんだろう…?」と自分自身の悩みが出てくる場合もよくあります。
そんな時は、プロコーチのコーチングを受けることで、見えてくるものがあるでしょう。
なので、どんな状況でも、どちらも役立つんですね。
でも、いきなり「コーチングを学びながら、プロコーチにコーチングを依頼する」ってハードル高いし、まだよくわからないし…って思いますよね。
結局、どう判断したらいいんでしょう?
まずはコーチングを意識した時の状態で決めよう
実は、私もこのハッキリしない状態でした。
「コーチングを仕事にしたい!生かしたい!」って思って、コーチングのスクールに通い始めたけど、コーチングを学ぶんでいたら、自分自身と向き合う機会が多くなって、「私の本当にやりたいことって…?」って悩み始めちゃったんです。
また、私がクライアント様とセッションしていたら、「これってコーチングを学んだら、もっとうまくいくかもしれないですよね〜!」とおっしゃった方も。
まり子
クライアント様は、コーチングスクールの体験講座をチェックしてみるって流れになりました。
こうやってコーチングを受ける→学ぶとなったり、その逆もあるけど、まずはどちらを選べばいいかというと、コーチングを意識したタイミングでどうだったか、です。
私の場合は、コーチングを意識した時は、自分自身の悩みというよりコーチングを習得したくて、クライアント様の場合は、自分の悩みから…です。
それを基準に、私はコーチングを学び、クライアント様はコーチングを受け、その中でさらに次の目標や課題が見えてきたんですね。
コーチングを意識した時の状況を基準にしないと、結果的にゴールにたどり着いても、途中でモヤモヤしたり、回り道になったりします。
「コーチングを受ける?それとも学ぶ?」と迷った時は、その時の「目的」がどうかを基準にぜひ判断してくださいね!