夫婦問題や、夫の愚痴を誰かに聞いてもらった時に、
「なんでそんな状態でまだ離婚してないの?」
と言われて、自分の感情の持っていき方にも悩むことがあるかもしれません。
その言葉を言った方もきっと、辛く悩んでいるあなたを見て、
「どうにかしてあげたい」
「幸せになってほしい」
という思って出た言葉だと思います。
でも、悩んでいるときって、ズーンと気持ちが落ちて翻弄されてしまったりしますよね。
自分で判断することだから…ってわかっていても、つい、「私が変なのかな」って思っちゃって悩んだりしていませんか?
悩み続けていても大丈夫
「なんで離婚しないの?」って言われて、すぐに言葉が出ずにショックを受けてしまうとき。
そういうときって、自分自身でも、
まり子
とか、
まり子
と、どちらかというと離婚するほうに心が傾いている時でしょう。
私も「離婚の方向では考えている。でも…」と、なんか動けないときに言われて、はっきりしない自分を責めていたことがあります。
私も、相談されている立場なら、「そこまで思ってるなら、すぐ離婚したほうがいいんじゃない?」とか、「もう結果出てるじゃん?」って言うかもと思ったんですね。
なのに今すぐ離婚に向けて動かない自分は、なんか逃げているのかな?と思ったり。
でも、実際は人ってそうすぐには動けないですよね。
生きていれば、大小さまざまな判断・決断・選択が日々ありますが、離婚は大きな事柄です。
「この洋服を買うかどうか」でさえ何日も悩んだりすることがあるじゃないですか。(私はかなり悩む方です> <)
グルグルしているうちは、悩み続けていていいんです。
「言われた通りかも。そうした方がいいのかも。」と思っても、「自分がそう決めた!」と思えない限り、判断する時ではありません。
判断するときがちゃんとくる
なんで今行動できないのか、自分にもわからない瞬間もあるかもしれません。
最終的には、あのとき誰かに言われたことと同じ行動をするかもしれません。
でも、離婚問題って、トライアスロンのような大変さがあると思いませんか?
水泳・自転車・マラソンと続くように、夫婦関係に問題ある期間、離婚準備・協議の期間、再構築orシングルマザーの期間と、いろんな段階があります。
夫婦関係に悩んでいる段階の終わりで、離婚が見えてきたとしても、またそこから次の大変な期間が待っているんですよね。
「なんで離婚しないの?」と言われている状況が、
離婚にまだ悩んているかもしれないし
悩み疲れて心身が休憩を欲しているときかもしれないし
離婚以外の体制を整えつつあるときかもしれないし
離婚以外の問題も抱えているかもしれません。
まり子
私は夫婦関係に悩んでいて、いつ離婚になってもいいように準備しようと思っていたときがありました。
そのときの元夫のアレコレを友達に話していたら、「いや、もう離婚でいいでしょ」って言われて、なんで悩んでるんだろう、なんで決められないんだろうって思いました。
でも、その後、元夫の不倫がわかり、そのときはスパッと決められました。
そのタイミングは、英気が養われたときかもしれませんし、急にその気になるかもしれませんし、他の問題がクリアになったときかもしれませんし、もしかしたら夫が何か言ってきて強制的かもしれません。
「今のこの状況って人から見たら変かも…」
と思っても、
「なんで決められないんだろう?」
と思わずに、今は悩む時期なんだと、まずは自分の心を労って回復させてあげてくださいね。
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