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離婚後の生活を不安に感じさせる「わかりにくいお金」の予測方法

離婚後の生活の見通しを立てようとしたときに、一番わかりにくい費用が「ライフイベントに応じてかかる金額が変わるお金」です。

毎月の生活費や毎年かかる費用(固定資産税や自動車税など)は、だいたいこれくらいかかっている(から、今後もこれくらいかかる)だろうと比較的予測しやすい費用だと思います。

でも、生活にかかるお金ってそれだけじゃないですよね(> <)

例えば、引っ越し費用や車の買い替え、子どもの教育費などの費用は、定期的にほぼ定額…とはいきません。

まり子

今回は、このようにちょっとわかりにくいお金について考えていきましょう!

教育費以外のライフイベントを考える

ご自身の年齢、それに対応したお子さんの学年(年齢)を並べて書きます。

例えば、上の表だと、1年後に離婚を考えているので、そのタイミングで引っ越し費用が10万円かかるとしています。

さらに、二人のお子さんが中学・小学校卒業のタイミングで、母子三人での旅行を考えていて30万円。

第一子が高校入学した、お子さん用のパソコンが必要になると考えて10万円。

というように、考えられるイベントを書き出し、費用を見積もります。

まり子

ここで大切なのは、最初から費用を切り詰めることを考えないことです。

多くの人は、予定していたお金以上に追加でお金がかかると思うと嫌だなぁって感じたり、予定以上にお金をかけるのはやめておこうって思ったりします。

でも、予定してたよりもお金がかからなかったって感じることにはプラスの感情しか湧かないですよね。

あとから予定を削除するのは気分的にやりやすいけど、後から追加するのはやりにくいので、まずは予定を入れてみてください。

このとき、どんな予定があるかイメージがわかないという方は、これの前にやっている(やってなかったら、ぜひやってほしい!)こちらの記事『離婚後に子どもと幸せになりたい。理想の家族の形をイメージしておこう。』の内容を参考にしてみてください。

離婚に伴って引っ越ししなきゃ…といった「かかるであろう費用」はイメージしやすいと思うんですが、「こうありたい」という生活のためのお金ってイメージしにくいと思います。

この記事の内容は、そのイメージを補うものになるので、ぜひそこからイメージを湧かせてくださいね。

子どもの教育費はいくら?

次に、お子さんのこれからの教育費を予測していきましょう。

もう、お子さんの進学先が明確な場合、その学校の学費などが参考になりますが、お子さんがまだ小さい等、進学する学校が決まっていない状態の方が多いと思います。

その場合に参考にしていただきたい数字(費用)は、文部科学省が統計データとして公開している、教育費の平均額です。

具体的には、こちらの記事『離婚後の子どもの教育費、どのタイミングでいくらかかる?』に計算方法を詳しく書いているので、参考になさってください。

離婚後の子どもの教育費、どのタイミングでいくらかかる?

ふたつをまとめて・・・

上記で予測・計算したふたつの費用「教育費以外のライフイベントに応じて変動する費用」と「教育費」を合算すると、各年の『ライフイベントに応じて変動する費用』が出ます。

この金額がわかることで、お金の見通しの霧が晴れてきました。

こんなにかかるの?

って思ったり、

今の貯金額や収入額じゃ足りない…。

と思われた方もいるかもしれません。

ただ、今回の費用を出しただけだと、生活していけそうなのか、どうにかしなくちゃ、それがいつのタイミングなのかはまだわかりません。

離婚時の貯金額、毎月の生活費、今後の収入額など、これらも全部出してみて、予測したライフプランの再検討がいつ・どれくらい必要なのかを考えるので、まずは予定してみたとおりに計算してみてくださいね。

今回のお金以外については、下記の記事もご覧いただいて、計算してみてください。

離婚を考えたとき。まずは今の資産を計算してみよう。