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小学校・中学校の就学援助制度とは?所得(収入)の基準や金額は?

小学校・中学校の就学援助制度をご存知ですか?

お子さんを小・中学校へ通学させるのに経済的な理由でお困りの方に対して学用品費、修学旅行費、給食費などを援助し、お子さんの就学を奨励する制度」です。

『就学援助制度のお知らせ』を見ると、”生活保護を受けている”や”児童扶養手当を受けている”という文字が目に入りやすいので、どちらでもない方は、チラッと見て「関係ないかな・・・」と思われているかもしれません。

ひとり親家庭や生活保護を受けている方だけでなく、小学生・中学生のお子さんがいるご家庭なら審査対象となる制度です。

横浜市の制度を抜粋してご紹介します。
(さいたま市の書類を拝見したことがありますが、所得制限額が横浜市よりも低い金額でした。自治体によって異なる場合があります。)

就学援助制度と児童扶養手当の違い

児童扶養手当は、ひとり親家庭を対象とした支援制度ですが、就学援助制度はひとり親家庭に限らず、どのご家庭も対象となる支援制度です。(国の管轄も異なり、児童扶養手当は厚生労働省ですが、就学援助制度は文部科学省です)

ひとり親に限らず、ご家庭全体の所得が一定額を下回っていたら、給食費や修学旅行費などを支援してもらえます。所得の基準は最終的に行政が判断するので、対象かどうか迷ったら申請してみることをお勧めします。

また、児童扶養手当と就学援助制度は両方同時に受けられる支援です。「ひとり親家庭で児童扶養手当をもらっているから申し込めない?」と思わず、ぜひ申請なさってくださいね。

就学援助の対象となる方【令和4年度(2022年度)】

  1. 生活保護を受けている方(修学旅行実施学年 又は 教育扶助未受給者のみ)
  2. 令和3年4月以降生活保護を受けられなくなった方(世帯変更による廃止を除きます)
  3. 児童扶養手当を受けている方(児童手当、特別児童扶養手当とは異なります。また、支給開始が年度途中の場合、認定期間が変わります)
  4. その他経済的にお困りの方(所得基準以下の方。所得審査を行います)

4に関しては、ひとり親家庭や生活保護家庭に関係なく、所得(収入)によって審査されます。

具体的な所得基準は以下のとおりです。(横浜市の例:世帯人員7人以上略)

世帯員数2人3人4人5人6人
所得基準額250万円303万円344万円396万円442万円

総所得とは、課税(非課税)証明書の「総所得金額」のことです。

一ヶ所からの給与所得のみの方は、昨年分の源泉徴収票の「給与所得控除後の金額」欄をご確認くださいね。

源泉徴収票例

なお、「世帯全体の所得」とありますが、審査に必要な証明を提出するのは18歳以上の世帯員です。

また、ひとり親家庭、障害者のいるご家庭、個別支援学級在籍児童・生徒のいるご家庭、医療費控除を受けたご家庭など、所得からさらに一定額が控除され、限度額を超えていても認定できる場合があります。

『就学支援制度のお知らせ』に記載されているお問い合わせ先にお問い合わせください。

援助の費目と支給予定額(年額)

小学校の場合(横浜市の例)

費目1年2-6年
入学準備費63,100円
(入学前に受給していない場合)

※6年:79,500円
(中学校入学準備費,購入券支給分を含む)
学用品費等16,680円
(1期5,560円)
18,950円
(1期6,316円)
宿泊を伴う
校外活動費
補助対象実費
(3,690円限度)
補助対象実費
(3,690円限度)
修学旅行費補助対象実費
(6年間通じて1回のみ)
補助対象実費
(6年間通じて1回のみ)
クラブ活動費補助対象実費
(2,760円限度)
補助対象実費
(2,760円限度)
卒業アルバム代等11,000円
学校給食費現物給付現物給付
横にスクロールしてご覧ください

中学生の場合(横浜市の例)

費目1年2年3年
入学準備費79,500円
(小学校6年次に受給していない場合)
学用品費等30,200円
(1期10,064円)
32,470円
(1期10,820円)
32,470円
(1期10,820円)
宿泊を伴う
校外活動費
補助対象実費
(6,210円限度)
補助対象実費
(6,210円限度)
補助対象実費
(6,210円限度)
修学旅行費補助対象実費
(6年間通じて1回のみ,国外の場合60,910円限度)
補助対象実費
(6年間通じて1回のみ,国外の場合60,910円限度)
補助対象実費
(6年間通じて1回のみ,国外の場合60,910円限度)
クラブ活動費30,150円
(1期10,048円)
20,100円
(1期6,700円)
10,050円
(1期3,348円)
卒業アルバム代等8,800円
学校給食費現物給付現物給付
横にスクロールしてご覧ください

他にも、

  • 学校病(トラコーマ、結膜炎、白せん、疥せん、膿痂疹、中耳炎、慢性副鼻腔炎、アデノイド、虫歯、寄生虫病)医療費の実費。
  • 日本スポーツ振興センター保護者負担金の免除。

が、あります。

申請方法

就学援助制度のお知らせ(令和4年度)

就学援助制度のお知らせ(令和4年度)
※クリックするとPDFが開きます

我が家の子どもが就学している小学校・中学校では、年度始めに全員に『就学援助制度のお知らせ』と申請書が配布され、希望者は4月中旬までに提出します。

小学校と中学校とで、申請期間が異なるので、お子さんが複数の場合、注意が必要ですね。

我が家の長女は、ちょっとおっとりといいますか・・・

ぼーっとしているタイプなので、低学年の頃は、お手紙がランドセルの底辺に、ジャバラ状に折りたたまれたまま放置されていることがありました…!

申請期間がある書類なので、お手紙もらってないな…と思われたら、ぜひランドセルをチェックしてくださいね。

年度当初の受付は4月ですが、その後、離婚したり失業したり等、経済状況が変わった場合、7月以降、2月末日まで追加受付されています。

市区町村によって、所得制限や支給額などの詳細や、どのようにお知らせされるかが異なりますので、お住いの市区町村のホームページでご確認くださいね。

支給について

年度当初に申請された方は、6〜7月頃に審査結果が学校から通知されます。

そして、第1期(4〜7月分)が7月下旬〜8月上旬頃に、申請書に記入した銀行口座に振り込まれます。

小学校の給食費に関しては、前年度も就学援助の対象になっていた方は、審査結果が届くまで支払いは不要です。

初めて申請する方は、審査結果が届くまでまずは支払い(口座から引き落とされ)、その後、支払った分がまとめて口座に返金されます。(※給食費支払いの情報は平成30年度現在の情報ですのでご参考に留めてください)

最後に

児童手当や児童扶養手当はご存知の方が多いですが、『就学援助制度』は、これらほど意識されていないのではないでしょうか。

生活保護家庭やひとり親家庭のみならず、所得を基準に審査がされ、小学生・中学生のお子さんがいらっしゃれば審査対象となる制度です。

お子さんが小学校入学時に申請して認定された場合、一年生だと実費を抜かした金額で一年間に支給されたり免除される金額が10万円を超えてきます。

また、年度途中で経済的な状況が変わった方も、そのタイミングでの申請を受け付けていますので、ぜひ、このような制度があることを記憶にとどめて、状況に応じてご活用くださいね。

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