趣味の一つ。音楽鑑賞。
といっても、今よく聴いているのはジャパニーズロック(かな?)です。
高校生の頃にバイト代つぎ込んでライブに行っていたBUCK-TICKに最近出戻り、またその当時気になっていたD’ERLANGERにハマり、GLAY派だった当時を懐かしく思いつつオリンピックよりも準備期間が長くなってしまったL’Arc~en~Cielを新規で好きになりました。
どのバンドもボーカルが好きで、どのボーカルも年上の美中年。
そんな美しいオジサンスキーな私ですが、とうとう若いボーカリストにも目が(耳が)奪われました。
米津玄師くん。素晴らしい。
『orion』で魅せた聴かせた楽曲の良さと本人の良さ
私が米津玄師くんを知ったのは、この「orion」のMV。
流行りのコインランドリーガールならぬ、コインランドリーボーイ。
じゃなくて。そこじゃないんだけど。でもこうやって見ると洗濯機までおしゃれに見えるものなのね、なんて思ったり。
私は普段テレビを観ないので、まずは音から入ったんだけど、もう好みドンピシャな曲でした。
でも、これ以上ライブ行きたいと思うミュージシャン増やしちゃったら大変だし・・・と思いつつ目を向けたら、ご本人もドンピシャでした。
(画像出典:オフィシャルHP)
スラリとしたスタイルを覆うようなファッション、可愛い鼻ピにおしゃれなピアス、フワッとかかったパーマに鬱陶しい前髪。そして、シャープな輪郭にバランスのいい首元。か、かっこいい・・・。
いや、でも、この曲は好きでも他は・・・というパターンもあるし。
そう思っていました。
『アイネクライネ』で多才さにも曲にも心掴まれる
そうして他の曲をyoutubeで見ていて、心掴まれたのがこの『アイネクライネ』。
ナハトムジークは付きません。
曲が作れて、詩が書けて、歌も歌えて、楽器も演奏できる。
その上、絵も描ける、アニメーションも作れるとはビックリです。
ここで遠巻きに見ていた子ども達も「わぁ〜、米津玄師くんってすごいんだねぇ〜!」と感動し始めました(笑)
そして、この曲もキャッチーなメロディーと切なさとがグッと胸にきて、しかも覚えやすさから子ども達も口ずさむほどに。
イヤホンで聴いていると、Bメロからサビのベースがすごく好きだなぁって思いました。
特にサビの入りのベースがこの曲をドラマティックにさせていると思います。
音楽に対するファンタジーと現実
もうそんなこんなとMV見たり、聴いたりしているうちに、すっかり米津玄師ワールドにハマっていた私。
今までのアルバムを入手し、その世界観に浸ったりしました。
そんな時に見つけた、このインタビュー。
「Bremen」を目指してたどり着いた場所 – 音楽ナタリー 特集・インタビュー
この「Bremen」というアルバム、私とても好きなんですね。
特に最後から2曲目の「ホープランド」という曲が大好きです。
歌詞で受け止めてくれて、メロディで希望を感じさせ、「いつでもここにおいでよね」と言ってくれている。
アルバムの最後らしい曲だと思いました。
そうしたら、最後じゃなかった。
それに対して、インタビューでこう答えていました。
「ホープランド」の中で「いつでもここにおいでよね」って言ってるけど、聴く人は「じゃあどこに行けばいいの?」ってなるわけですよ。
それは精神的な「ここにおいでよ」だったらいいんですけど、実際にその空間としての場所を、僕はこの曲を聴いてくれる人に提示することはできない。それはすごく無責任だなと思ったんですね。
このアルバムを聴いてくれる人に1つの居場所や心の安らぎみたいなものを感じてほしいとは思ってはいるけれども、結局やれることなんてその程度であって。
〜中略〜
精神的な豊かさだけにすがって生きていくのは脆弱だと思うし、自分がそう思って過ごしていたときに破綻をして大変なことになってしまったという経験がある。
だからちゃんと自分の半径5メートル以内にあるものに目を向ける必要があるんだって、このアルバムを聴いてくれる人に対してそういう選択肢を提示したくて「Blue Jasmine」を作りました。
で、最後はラブソングの「Blue Jasmine」で終わってる。
なんかね、中高生受けする内容かもしれないけど、この「ホープランド」で終わっちゃいけない、現実を生きているし現実に目を向けなくちゃいけないし、気持ちの上で音楽で「ホープランド」を作ってくれて、でも自分の周りに目を向けようというのは、疲れた大人にこそ、沁み入る内容だなって思いました。
私は米津玄師くん、子ども達は菅田将暉くん
こうしてドップリはまった米津玄師ワールド。
新アルバム「BOOTLEG」を購入し、2018年の新年早々の日本武道館のライブ”Fogbound”のチケットを入手すべく、最速先行・オフィシャルHP先行・ファミマ先行・ticket board先行、全部申し込みましたが、全て・・・
「チケットをご用意することができませんでした」
久々に見たな、このセリフ・・・。一昨年のVAMPS以来でしょうか・・・。
残すは一般販売ですが、ちょっと厳しいですね。
次回はぜひアリーナツアーをやってほしいものです。
ちょっと新アルバムの感想まで辿りつきませんでしたが、この新アルバムで私だけでなく、子ども達もyoutubeをリピート再生しています。
それがこの曲。
娘二人に「私たちは、菅田将暉くんの声の方が好きかな〜。・・・顔も。」と言われています。
そして、「人の好みってほんとそれぞれだね!ママ。」だって。
それでも、「もうちょっと大きくなったら、米津玄師くんのライブ、一緒に行こうね♪」と言ってくれてありがたいです。
そう、周りに一緒にライブに行ってくれるほどの米津玄師ファンがいません。
まぁ、私はぼっちでもライブ行くのですが、やっぱり思いを共有できる人がいた方が楽しいよね。
ぜひ、米民の皆さま、よろしくお願いします!