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30代40代専業主婦の社会復帰に必要な3つのコツ。ブランクを乗り越えて仕事を手にするには工夫が必要だった…

専業主婦歴約10年。アラフォーとなった私は、次女が小学校に進学し、ちょっと落ち着いた頃に働き始めたい、仕事しなきゃって思っていました。

もともと働きたい気持ちは持っていた上に、夫の海外赴任に帯同して日本語の通じない地域で過ごしていたときに夫婦関係が悪くなったんですね。

離婚を意識したけど、専業主婦だった私には「どうしたいか」は考えられず、どうすることもできないという気持ちと同時に「経済力があれば…!」と思いました。

もし、今後、夫婦仲が良くなったとしても、ダブルインカムは家計の助けにもなるだろうし、もし夫が激務に疲れて「転職したい、収入下がるかも」と言っても支えられる…あわよくば家事・育児のシェアの見直しにもなるかも、なんて思って、まずはパートから始めよう!とそう思ったけれど…。

「働きたい!」ただそれだけなのに、思った以上にその壁は厚かったのです。

甘くなかった現実。突きつけられた壁はこんなにもあった…

新卒から約10年間、IT業界で転職を重ねつつも経験を積み上げてきました。なので、心のどこかで「いざ社会復帰となっても、どうにかなるんじゃないかな」と思っていたんですね。(自惚れが強かったですね…)

ところがどっこい。世間はそんなに甘くなく、約10年間の専業主婦時代のブランクを乗り越えて仕事を決めるには、応募先を見つけるにも、応募するときも、面接にも工夫が必要でした。

私がぶつかった壁には、こんなものがありました。

  • 過去のIT業界での経験を生かした職種で探そうとするとフルタイム勤務が基本で、週に3日程度で時短勤務のパートは難しかった。
  • 大学卒と総合職での経歴を見て、「うちの業務では物足りないのでは?」や「安い時給で働きたくないのでは?」とプライドの高さや条件交渉を勘繰られた。
  • 週に3日、子どもが学校に行っている間の時間帯などの条件で仕事を探していたら、結局若さに負けました。「時間ギリギリに完成書類を受け取ったら、提出先までダッシュということもあるけど、走れますか?」と薄ら笑いで聞かれたことも。(このときは「やっぱり体力がある年代の方が…」と言われました)

「日数や時間帯の条件だけが合えばいい」と思って探したら、もうちょっと違ったのかもしれませんが、私には

  • 子どもが自立後もずっと続けられる仕事を見つけたい。
  • 子どもの成長に合わせて仕事の時間も増やしていき、キャリアを着実に積んでいきたい。
  • 離婚など、いざというときに私一人で子どもを養える収入が見込める働き方がしたい。

こんな望みがありました。なので、仕事内容にもこだわりがあったんですね。(どんなふうに仕事にこだわったのかはこちら▶︎『30代40代主婦が長く続けられる仕事を見つけるには?仕事探しの前にコレを考えたからうまくいきました。』)

そして、実際には司法書士事務所の補助者としてパートが決まりました。前振りが長くなっちゃいましたが、そこに至る私の工夫をご紹介していきます。

なんとか就職先を見つけた私が行った工夫はこの3つ

応募先を見つけるとき

今はネットで求人情報も検索できて、求人サイトに経歴などを登録していたら、そのまま1クリックで応募できちゃう時代ですよね。

私も「便利になったなぁ」と思いつつ、活用していました。

なんですが、手軽で便利…となると私以外にも活用している人ってたくさんいるんです。当たり前と言えば当たり前なんですが…。

なので、すごく競争率が高いと感じることが多かったです。さっき書いた「走れますか?」のときにも「もうちょっとお若い方からの応募も多いんですよね」とも言われました。(なんで面接まで進んだんでしょうね、私…^^;)

そこで、求人情報の収集はハローワークをメインにしました。

大手企業やチェーン店などの求人は、民間の求人サイトやその会社のホームページにあることが多いですが、私は当時、司法書士事務所や税理士事務所などを考えていました。

今は資格がなくても業務自体はあとあと主張できる経験でもありますし、将来的に資格取得も考えられそうだし、そうなったら起業することもできるかも?とも考えていたからです。

そのような士業や小規模の事業所の場合、比較的、民間の求人サイトよりハローワークを利用している企業が多いと感じました。(ハローワークの求人はお金がかからないですしね)

応募するとき

また、応募するときもハローワークを活用しました。

ハローワークを通すと、基本的には紹介状を受け取って、履歴書・職務経歴書と共に郵送します。

なので、民間の求人サイトのように、既に登録してある情報をワンクリックで送信…といった手軽さがないどころか、応募前にハローワークに出向く必要があります。

ちょっと面倒だなぁ…と思いましたが、ここが大事でした。

まり子
まり子

ハローワークで紹介状をもらうときには、ハローワークの方が紹介状を出す前に応募先企業に「こういう方なんですが、応募してもいいですか?」って聞いてくれるんです。

私を担当してくださったハローワークの方は、「この方のこういう経歴が御社のこの募集内容に合いそうだと思います」と言ってくれたこともありました。

さらに、今、何人応募して、何人保留状態か…も教えてもらいました。気になる情報ですよね。

面接のとき

書類選考を通過して、いざ面接となったときに気をつけたのは、

  • 質問されていることを、簡潔に答える。説明が必要なことは、まず結論を述べてから、なぜなら…などで続ける。
  • 業務に通じる何らかの経験があっても、それを主張しすぎず、応募先企業を尊重する姿勢を見せる。
  • ネガティブなことは言わないけど、根拠を見せないポジティブも言わない。

ということでした。

話の一文が長いと、何が言いたいのかわからなかったり、途中で話が逸れて質問の回答になってなかったりすることがあります。

特にお客様と直接やり取りする職種だと、ちゃんと受け答えできる人かどうかという判断にもなるので、質問にはまず簡潔に答えることを意識しました。

また、自分の経験やスキルはちゃんと伝えたほうがいいですが、勢いに乗って主張しすぎると、自分を押し通す人に感じられることがあります。

たとえ経験があっても、職種によっては使っているツールやルールの違いもありますし、小規模の事業所で少人数で働いていると雰囲気を重視することもあります。なので、前のめりな主張にならないように気をつけて、その企業のやり方を尊重する姿勢を見せることも大事だと思いました。

打ち合わせする女性

また、「専業主婦時代が長いから…」とか「ブランクがあるから…」とネガティブモードになるのはよくないですが、「専業主婦だって視点を変えればキャリアです!」と鼻息荒く、それだけを主張すると社会とのギャップを感じます。

たしかにマルチタスクで家事・育児をこなしますし、ママ友社会でコミュニケーション能力も培います。PTAの役員をやった人は、パソコンを使ったり、イベントを取りまとめたりなどの経験もしてきたでしょう。

ただ、実際の企業の人が、何も言わずにそれを理解してくれるかというと難しいと思います。じゃあどうすれば…というと、「専業主婦=キャリア」という点を具体的に言い換えて表現するのがよいのではないでしょうか。

例えば、実務経験ではないけれど、パソコン使えることを言う場合、

企業勤めからは離れていましたが、子どもの学校のPTAではIT化が進んでいて、一斉連絡システムを新しく導入したり、そのマニュアル作りを行なっていたので、パソコン作業は一通りできます。

などはいかがでしょうか。

実際に入社してから採用側を見て感じたこと

こうやって、ある司法書士事務所で働いていましたが、そうすると今度は採用側の面を見る機会も出てきました。

そのときに感じたことは、経験はあるに越したことはないけど、結局、条件週に何日働けると人柄(雰囲気良くそつなくやってくれそうな感じ)だな…ということです。

面接でのやりとりを聞いていて、上司が「うーん…今回は見送ろうか」というときは、上で書いた『面接のとき』のことを意識していない人が多かったです。質問に対する答えになってなかったり、話が長かったり、それができてもここでの実務は…と思うほどの主張をしていたり。

ただ、そのような印象もないほど、何も主張されない方も多く、ブランクやスキルに対するネガティブな気持ちも持たない方がいいと思います。

条件と人柄といっても、PCリテラシー・ビジネス感覚はあったほうがよく、送付状や職務経歴書の書き方への注意やパソコンでの作成はぜひチャレンジしてみてください。あと、写真もけっこう印象を左右するので、暗い場所で自撮りしたりせず、履歴書用にちゃんと撮った方がいいと思います。

ブランクを乗り越えての仕事探し、そして、この仕事を将来につなげたいという思いがあると、疑問や不安、ときには落ち込むこともあると思います。そんなときは一人で抱え込まないで、専門家に相談するのもいいですよ!

▼これからの働き方を考えたい方のご相談メニューもありますので、ぜひご活用ください。(信頼できるキャリアコンサルタントのご紹介もできます)

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